nvm(Node Version Manager)とは?
NVMは、複数のNode.jsバージョンを管理するためのツールです。
異なるプロジェクトで異なるNode.jsバージョンを使用する必要がある場合に非常に便利です。
インストール手順
他のNodeバージョンツールがインストールされていたり、すでにNodeがインストールされている場合にはnvmが正しく動作しない可能性があるので、先にアンインストールしておきましょう。
macの場合は以下のコマンドで可能です。
※v0.40.2の部分がnvmのバージョンです。
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.2/install.sh | zsh
windowsの場合は、まず以下のURLに移動してください。
https://github.com/coreybutler/nvm-windows/releases
その後「nvm-setup.zip」をダウンロードし、解凍後「nvm-setup.exe」をダブルクリックして実行してください。
インストーラーに従いインストールを完了させましょう。
また、macのコマンドとは違う場合がありますので、もし下記コマンドを実行した際にエラーが出る場合は、適宜調べてみてください。
インストール確認
どちらのOSでも以下のコマンドを実行することで、インストールを確認することができます。
nvm version
バージョン名が表示されれば成功です。
もし表示されない場合は、やり直すかターミナル(Windowsはコマンドプロンプト)を再起動して再度バージョン確認のコマンドを実行してみましょう。
使い方
Nodeのインストール可能バージョン一覧の表示
nvm ls-remote
任意のバージョンのインストール
nvm install バージョン
任意のバージョンのアンインストール
nvm uninstall バージョン
現在インストールされているNode.jsのバージョン一覧
nvm ls
Nodeのバージョンの切り替え
nvm use バージョン
現在のNode.jsバージョン確認
nvm current
他にも便利なコマンドが用意されているので、興味があれば是非調べてみてください。
プロジェクト毎に自動でNode.jsのバージョンを切り替える方法
プロジェクトのディレクトリ内で nvm use と打つとそのプロジェクトディレクトリと、それより上の階層から .nvmrcファイル(内部にv20.1.2などバージョンを記載する)があればそれを探し出し、そのバージョンに切り替えてくれます。
ただ、毎回コマンドを打つことが面倒だったり、忘れてしまうことが多いです。
その為以下の動画で、.nvmrc ファイルがそのディレクトリに存在していた場合自動で切り替える方法を紹介しています。
※こちらの手順はmacで確認をおこなっています。