JSON(JavaScript Object Notation)は、データ交換を目的とした軽量なデータフォーマットです。
多くのプログラミング言語で読み書きが可能で、そのためWebアプリケーションなどで広く使用されています。
特に、サーバとクライアント間でのデータ送受信や、設定ファイルの記述などによく使われます。
JSONの主な特徴
- テキストベース: 人間が読み書きするのが容易で、言語で簡単に解析・生成できます。
- 言語に依存しない: たくさんのプログラミング言語でサポートされています。
JSONの基本的なデータタイプ
- 数値: 例: 10, 3.14
- 文字列: 二重引用符で囲まれた文字の列。例: "Hello, World"
- ブーリアン: true もしくは false
- 配列: 値の順序付きリスト。例: [1, 2, 3] や ["apple", "banana", "cherry"]
- オブジェクト: キーと値のペアの集合。例: {"name": "John", "age": 30}
- null: 無効または存在しない値。
JSONに関する注意点
- キーはダブルクォーテーション(二重引用符)で囲む必要がある: つまり、name ではなく "name" と記述します。
- コメントはサポートされていません: JSONの正式な仕様にはコメントを書く機能が含まれていないため、コメントを入れるとJSONとしての有効性が失われます。
- 末尾のカンマは許可されていない: オブジェクトや配列の最後の要素の後にカンマを置くことは許可されていないので注意が必要です。